【24時間営業】1日中営業する必要はあるのか?消耗する経営者の今後
全国コンビニチェーンのセブンイレブンで24時間営業をフランチャイズの店長に強いたとして問題になっていますね!
確かに24時間営業のコンビニは便利に感じますが、本当に必要なのか?
深夜に運転していてもどの店も閉まっていることはあまりないですよね!意外と電気がついているお店が多くて驚きます
今回は24時間営業の起源と24時間営業の経済的なメリットについて考察していきたいと思います!
1. 24時間営業はいつから始まったのか?
そもそも24時間営業はいつ始まったのか?昔は夜になったらきちんとお店は閉まっていたはずですよね!
今回問題になっているセブンイレブンは名前の通り当初は朝の7時から夜の11時まで営業しているということで名づけられました。
しかし、夜の11時から朝の7時のいわゆる深夜帯にも営業したところ売り上げがアップし、相乗効果として昼の売り上げも上がったということから24時間営業を水平展開したそうです。
そして、1975年に日本の福島県郡山市にあるセブンイレブンでもテスト的に24時間営業を行ったところ、アメリカと同様に売り上げ効果が出たことから24時間営業が広まったようです。
その後は多店舗にもその営業時間が広まり今のように夜でも煌々と電気がともるコンビニが多く出現するようになったわけです。
売り上げを上げたいと考えるのは当然なので、どの企業も24時間営業に興味を示したわけですね、、
2. 24時間営業からの撤退
では、先ほど述べたような売り上げ的なメリットがあるのにどうして24時間営業への問題があるのでしょうか??
それはなんといってもワークタイムバランスの崩壊でしょう、、
従業員が潤沢にいる店であれば深夜帯も営業が可能でしょうが、、
しかし、バイトや社員が確保できないと、今いる店員に負荷を強いるブラックバイトであったり、店長が一人で付加を請け負い体を壊しかねないという状況になってしまいます。
少し前にもすき家の「ワンオペ」も問題になりましたよね、、
このような事象を受けてファミリーレストランを展開しているロイヤルホストは全店舗で深夜営業を廃止したそうです。
「ロイヤルホスト 府中東店」は1月末日、24時間営業を終了しました。これをもって、ロイヤルホストでは全221店舗で24時間営業がなくなりました。
これはファミレス業界が新たな時代に突入したことを表す象徴的な出来事といえます。ロイヤルホストを運営するロイヤルホールディングス(HD)はさらなる営業時間の短縮と定休日の導入も検討しています。
ファミレスにおける営業時間の短縮が相次いでいます。ファミレス最大手の「すかいらーく」は2016年12月15日、主力の「ガスト」や「ジョナサン」を中心に約750店舗の営業時間短縮を進めると発表しました。原則、深夜2時閉店、朝7時開店とします。1月中旬から順次4月までに行う予定です。
引用元:
働く社員のワークタイムバランスを考慮するならロイヤルホストなどの考え方が正しい気がしますね!
しかし、セブンイレブンをはじめとするコンビニチェーン店は24時間を売りにしているところもありますから、なかなかやめるのは難しいのかもしれないですね、、
3. 24時間営業の今後
24時間営業はこれから増えていくのか、それとも減っていくのか??
最近のニュースの傾向を見ているとやはり減っていく傾向にあるのでしょう
以前ほど24時間営業に目新しさを感じなくなったため、売り上げが伸びなくなっているのかもしれませんね、、
必要に応じて24時間営業を選択するか、短縮営業にするか店舗によって選定する時期に来ているのかもしれません
もちろん深夜しか買い物ができない人にとっては死活問題ですし、完全に廃止してしまうと困るとは思います。
しかし、従業員あってのお店ですから、企業側がきちんと冷静な判断を下してくれることが望ましいですね!
24時間営業を継続するとしても健全な経営ができるようにしていただきたいです
4. 今後のコンビニの在り方
では、もし24時間営業が完ぺきになくなってしまった時コンビニが生き残っていけるのか??
私は近所のスーパーマーケットが開いている時はスーパーマーケット、閉店した後はコンビニという風に使い分けています。(スーパーマーケットの方が食料品が安いので、、)
私のように分けている人にとってはコンビニはあまり使わなくなるかもしれません
つまりコンビニも24時間営業以外の付加価値をつけないと生き残っていけなくなると思います。(24時間営業が廃止になるという前提です)
もし、24時間営業がコンビニにとって一番の付加価値であるなら、それを奪われると売り上げを伸ばしていくのは厳しいと思います。
最近は郵送ができたり、コラボ商品が出たりいろいろ試行錯誤されているようですので心配する必要もないのかもしれません(もちろん私が心配しなくても付加価値は準備されているのでしょうが、、)
やはり商品と同じように企業も付加価値がないと生き残れない時代になっていくのですね、、
付加価値があるほうを選択するのは顧客として当然ですからね!
5. まとめ
これから24時間営業が続いていくかどうかは企業がいかに従業員をケアできるかにかかっていると思います。
このようなニュースが続けばコンビニ経営したいと思う人は減少する一方だと思います!
ただし、24時間営業が便利なものには変わりないので、企業としてそのメリットを失わないようにするためにも適切な人員配置をすることが重要だと思います。
今回のニュースで落ちた24時間というブランドのイメージを復活させるのか、それとも違うイメージを確立するのか興味深いですね
では、深夜のブログ更新も終わったので好物の肉まんでも買いにコンビニ行ってきますね笑