【冷静に!!】世の中に溢れている不安を煽る人・煽る記事への対処法
「将来を悲観する若者たち」
「日本終了」
「日本のサラリーマンに未来はあるのか??」
などなど刺激的かつ悲観的な記事を最近よく目にします。
こういう記事を見るとついつい不安になってしまいますよね、、
「この会社先ないかもしれないなぁ」
「あんなに仕事できる人が辞めるなんてもう終わりだぁ」
こういう風にどういう出来事もマイナスにとらえて周りの人が不安になるような言動を繰り返す人もいます。
では、こういうネガティブな記事やネガティブな発言をする背景にはどのような意図があるのか?
それを知っておけば不安を煽る人への対処ができます!
無駄に不安になって自分を苦しめるのはもうやめにしましょう!
1. 不安を煽る行為とは???心配とは違うの??
最初にはっきりしておかなければいけないのは不安を煽るということは、相手のことを心配しているとは違うということです。
不安(ふあん、英語: anxiety, uneasiness)とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)である。
不安と心配は似たような言葉ですが、この記事では次のように分けたいと思います。
相手のことを想って心配するのは善意ですが、不安を煽るのは悪意です。
その違いをはっきりしておかないと相手の善意を踏みにじることになるかもしれません。
不安を煽る行為というのは善意であるかのように見せている悪意なのです。
とてもたちが悪いですね。
この二つを見分ける方法は後の項で説明します。
2. なぜ不安を煽る人がたくさんいるのか??
不安を煽る行為自体にメリットがなければ、こんなに世の中に不安を煽る行為が溢れないわけです。
不安を煽る人と不安を煽る記事にはそれぞれ不安を煽った側にメリットが生じます。
不安を煽る記事は金銭的なメリットが生じます。
悪い言い方をすれば不安を食い物にしてお金に収入に変えているわけですね。
どういうメカニズムでお金に変わるのでしょうか??
人は不安に陥ると安息を求めるために何かにすがりたくなります。
その状態の人に不安から開放するものを与えるわけです。
例えば、
「日本のサラリーマンに未来はあるのか」
という記事であれば、転職サイトや副業の広告がかなりの確率で掲示してあります。
それは煽ることによって生まれた不安を利用して、広告へ誘導しているわけです。
このように不安というのは人を誘導するための効果的なスパイスとなります。
これはあくまで一例ですが、このメカニズムを使って利益を得ている人は一定数います。
では、身近に存在している不安を煽る人はどういう思考をしているのか?
この人たちは大前提として自らが不安なんです。
「私はこの会社でこのまま働いて大丈夫だろうか??」
という漠然とした不安を持っているとしましょう
「この会社には先がないかもなぁ」
という不安を連想させるワードを他人に投げかけます。
すると、投げかけられた人は不安になりますよね??
仕事というシビアなことならなおさら不安になる人が多いと思います。
他の人を自分より不安にさせることによって自分に安心を与えようとしているのです。
つまり、心理的な安心というメリットを得るために他人を不安に陥れようとしているのです。
これは仕事だけでなく、日常の会話でも成り立ちます。
「結婚生活これから大丈夫かなぁ」
という漠然とした不安を持っている場合、他の友人に
「結婚なんてろくなものじゃないなぁ、あなたはどう思う??」
このように不安を煽り、相手を不安にさせ、愚痴を引き出し、自分は安心を得るのです。
いずれにしても他人を陥れることで自分にメリットを生み出すという意味では同じですね。
このように不安を煽る行為というのは、自分のメリットを生むためだけに相手に不安を植え付ける行為なのです。
非常に悪質な行為ですよね
では、どのように対処すればいいのでしょうか??
3. 不安を煽る行為への対処法
相手の利益のために不安になるなんてまっぴらごめんですよね!
では、どうすればいいか!
まず、2章で述べたように不安を煽る人の心理を理解することが重要です。
そうすれば、なぜ不安を煽るような行為をするのかわかってくるはずです。
メカニズムさえわかってしまえば、無駄に不安になるようなことはないはずです。
そして、次に大事なのは善意による行為なのか悪意による行為なのかを見分けることです。
つまり、悪意(この場合は不安を煽る行為)による行為であると判断すれば後は適当に聞き流せばいいだけですからね
では、どのように見分けるのか??これが最初は難しいかもしれません
そのため、私なりの見分け方を紹介しようと思います。
ズバリ!
『きちんと会話になっているかどうか』
です!
どういうことだと思いますか?
つまり相手主導の会話になりすぎていないかどうか?ということです。
相手のことを本当に心配している行為(善意の行為)であれば、相手に話す機会を十分に与えるはずですよね?
相手の話を聞かなければ、相談に乗りようがないですからね(当たり前ですが)
話をきちんと聞いてくれていない、会話として成立していない、それなのに自分の不安を引きずり出そうとするような会話に発展した場合は不安を煽っている可能性が高いです。
もちろんこの行為を悪意なく行ってしまう人も大勢います。
これらを見分けるのは難しいですが、きちんと見極めることで自分を守ることができます。
4. 自分自身をきちんと守るために
どうでしたか??身近にいる人の顔が思い浮かんだ人も多いと思います
わたしもある人の顔が思い浮かびます、、笑
理由もなく不安になるのは、不安な時間を無駄に増やしてしまうだけなのできちんと自分の心を守ってあげましょう
これは私の感じ方なのですが、『不安』というのはあまり良いイメージはありませんね
不安になるくらいなら、自分もしくは大切な人を想って『心配』するほうがよっぽど良いと思います。
心配は大切な人(もしくは自分)が無事であることを祈る行為だと思っていますので、不安になるくらいなら心配していたいと思います。
今の世の中には不安に陥れるような罠がたくさんありますので、そういった罠をくぐり抜けてきちんと前を向いて歩きましょうね
もちろん自分のことを本気で心配してくれている人もいますので、3章で書いたことを参考にしてそういった人を見分けていただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。